アンコール日記 (3)

– May 1, 2004

7:30出発のバスなのに目が覚めて時計をみたら7:30。
一瞬わなわなしてたけど気を取り直して、持ち物を一気にかき集めバックに押し入れて、階段を駆け下りたら、まだバスがいた!宿の近くがバス停で助かった。
そんな動揺を沈めつつも、懲りずにバスで熟睡してると6時間ほどでシェムリアップに到着。昨日あった日本人に聞いていた「JASMINE LODGE」へ行ってチェックイン。ここもSingle/Fanで$3です。ただ知らないだけなの知れないけど、カンボジアのG.H.にはドミが少ない気がします。Singleじゃなくても全然よかったんだけどな。

ちょっとは宿でゆっくりすればいだろうけど、夢にまで見たアンコール・ワットがもうすぐそばにあるのに、そんな悠長なこと言ってられません。さっそく宿のお手伝い兼バイタクをやってるソーロー君(23)にお願いして、連れて行ってもらいました。

シェムリアップの街はそれほど大きくないのですぐに市内を抜け、林を切り開いたアンコール・ワットに向かって一直線にのびている道を行き、途中で1週間分の遺跡チケットを買うと、ついにアンコール・ワットに到着です。アンコールにある遺跡の中でもこのアンコール・ワットだけはなぜが西を向いて、そのため西日を浴びた尖塔、回廊がすごいきれいです。ただただ感動。そのまま中に入りたかったけど、時間が時間だったので楽しみは後に回して、今日はソーロー君の勧めでバイヨンにいきます。

バイヨンは数ある遺跡のなかで人気があるもので、アンコール・トムの中核となる建物です。確か小学生の頃、本で見た巨顔が至るところに掘られていて、怒っている顔や、微笑んでる顔、崩壊してしまった顔など、全部表情が違ってます。それらがアンコール・トムの中心に位置して、この地にかつて住んでいた人一人一人に向けられたものだと考えると、当時の人々は結構幸せだったんじゃなかったのかと、勝手に想像がふくらみます。

バイヨンの見終わると日没が近づいていて、そのままサンセットで有名なプノン・バケンへ。サンセット目当ての観光客が一杯きているんだけど、しかし曇ってしまっていて、肝心はサンセットは見れず終い。まだ日数があるので天気がよい日に改めて来ることにします。

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