制作会社にいた頃は、こんなん作ってってクライアントに言われて、こんなんどうでしょう?って言って、こんなんできましたってことで、はい、お終い。んで、今度はあんなん作ってって言われて、(以下繰り返し)
その頃、サイトは作るもの。
クライアントになると、こんなんやりたいって社長に言われて、こんなんでやりましょう!って言って、こんなんできましたってことで、はい、お終い。とはならないのが、大きな違い。
今、サイトは単なる手段。
分かっていたことだけど、サイトは一種のツール。
そこでは、サイトにどんな複雑な技術が使われていようが、どれだけ先進的な取り組みが行われていようが関係なし。
それによってどれだけの付加価値(金やらブランドイメージ)を生み出せたが全て。
制作上がりの人間なので、どれだけ良いサイトを作ったか、に目が行きがちだけど、ホントはサイトがどれだけ良い結果をもたらしたかが肝心なんだと思う。それと、どれだけ適切にサイトを使うか。つまり、制作の川上と川下。
無駄遣いも、持ち腐れも、使い捨ても、もったいない。
折角作るんだったら、必要とされている時に、役に立てるところで、そして、何か新しい価値が生み出せるものを作りたいよな。
そう考えると、これまで全てが完璧なサイトは作れてないな、と思う。
Comments
それが実際にできるかどうか自分でも分からんけど、それがやはり必要なんだと、実感できただけでも収穫だったなと、俺は思うよ。