Agehaが面白いらしいっすよ。って言っていたので、読んでみた。
都内の大型ショッピングセンターで起きた出来事。
その出来事についての話が全ての章にわたり、問いと答えで構成されている。
徐々に出来事の全体像が見えててくるんだけど、見えてくれば来るほど謎が深まる。
そして徐々に謎が解けていくかなと思ったらそうでもなかった。
これだけ伏線を張っておいてそれはないんじゃないというのが読んだ印象。
ちょっと中途半端。尻切れトンボな感じ。
これはミステリー小説じゃないからそれでもいいんだと言われてしまえばそれまでだけど、
読み進めるたびにもやもやしたものが生まれ、最後にいきなり飛んできた槍で、そのもやもやを
ぐさっと一差しする爽快感を求めてしまうのです。ミステリー好きとしては。
なので、普通の小説としては星4つ、ミステリーとしては星3つ。
そんなとこでしょうか。
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