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乱歩と清張

テレビドラマってめったなことじゃ見ないほうなんですが、最近ずっと「砂の器」見てました。今度の日曜日で最終回。
最初は「新撰組!」のあとにやっているからそのまま流れで見てたんですけど、途中からかなり面白くなってきてはまっちゃって、先が気になって、一足先に原作で読んじゃいました。
感想ですが松本清張はやっぱ偉大ですねー。テレビも原作に負けてないと思うんですが、この原作があってこそでしょうからね。原作を今そのままドラマ化するのはいろんな問題でむずかしいってのもあるから、しょうがないのかも知れないけど。でもまあ、よくある本から映画化もしくはテレビドラマ化した中ではいい線いってるほうだと思います。
作家のなかで特に江戸川乱歩が大のお気に入りなんですが、乱歩と清張の二人が今の日本の推理・ミステリー小説の基礎の気がします。推理・ミステリー小説とふたつをひとくくりにしてしまうことに違和感がある人もいるでしょうけど、今の音楽はみんなビートルズがルーツっていうのと言いたいことは一緒です。この例えも極端だけど。
最近の作家で面白い本があんまりないんで、また改めてこの二人の本を読み直そうかと思います。

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